むち打ちになったら何をすれば良いの?

人身事故の届け出の際に、警察に提出する診断書です。全治一週間~二週間で、初めに診察した医師により作成されます。 この診断書は、警察から検察庁におくられ、加害者の刑事処分の決定に必要となる診断書です。 ※軽微な外傷で、刑事事件の対象とならない程度の事故の場合、柔道整復師の施術証明書でも可能です。 (長野地方検察庁に確認しました)
もっと詳しくどんなことに注意が必要なの?

実況見分書を確認します。 実況見分書は、過失割合の決定時や裁判でも重要な資料となります。もし、事実関係と違うところがあれば、訂正してもらいます。初めから裁判に臨むつもりで備えることで、加害者側の損保会社からスムーズに支払いを受けることができます。
もっと詳しくむち打ちの症状はあとから出る?

事故後一週間後程度でピークになります。 交通事故のむち打ちは、事故の当日はあまり症状が出てきません。交通事故の二~三日後から悪化が始まり、一週間程度でむち打ちの症状が完成します。症状が一時的に治っても10年以上たってから、むち打ちの症状が出ることもあります。
もっと詳しく悪化することがあります!

こんなむち打ちは要注意!
○首が動かないむち打ち
○頭痛があるむち打ち
○目まいがあるむち打ち
○手足が冷たくなるむち打ち
○手足がシビレれるむち打ち
どこで治療すればいいの?

ご自分がかかりやすい所がいいです。
通院できる時間や、お薬が使えるか、使えないかで選びます。整形外科は、お薬を出してくれますが、比較的診療時間が短くなっています。整骨院は通院することが基本となるので、比較的長い施術時間です。自律神経の異常がある場合は鍼治療も効果的です。
支払いはどうするの?

治療を受けたご本人が支払います。
加害者側の損保会社が立て替えて払うので、通常は被害者の支払いはありません。ただし、加害者が支払いを拒否すると、治療を受けたご本人が支払うこととなります。本来は、被害者が病院で支払いを済ませて、その後に被害者が加害者側の自賠責保険、もしくは加害者に請求します。
治らなければどうなるの?

後遺症の認定をします。
もし、後遺症の認定がされれば、後遺症に応じた慰謝料が支払われて治療が終了になります。後遺症の認定がされなければ、それ以上治療しても良くならないということで、交通事故としての治療が終了となります。交通事故としての治療が終了しても、通常の保険を使って治療ができます。