むち打ちは悪化することがあります!
こんなむち打ちは要注意!
- 首が動かない
- 頭痛がある
- 目まいがある
- 手足が冷たくなる
- 手足がシビレれる
椎間板障害
上を向くことができなくなります。
55歳女性(頸部椎間板ヘルニア)

椎間板障害(MRI検査)

椎間板障害(MRI検査)
娘さんと二人で乗っていた車の後方から衝突されむち打ちになりました。娘さんは何ともないのに、お母さんだけ徐々に悪化して頸部椎間板ヘルニアになりました。
発症後一年で、後遺症認定12級を受けましたが、その後、鍼治療を始めて、一年後にはほとんど症状がなくなりました。同じ速度で衝突されても、首の姿勢の違いでむち打ちが悪化する症例でした。
脳脊髄液減少症
立つと頭痛がするようになります。
28歳女性(脳脊髄液減少症)

脳脊髄液減少症(MRI検査)

脳脊髄液減少症(MRI検査)
交差点を走行中、信号無視の車にぶつけられました。当初、全身に痛みがありましたが、痛みに改善がないので脳神経外科で検査、脳脊髄液減少症の診断となりました。
一年程度の鍼治療で、頭痛や、手足の症状も改善しました。脳脊髄液減少症はむち打ちの負傷直後に、水を多く飲んで安静を保つことができれば、症状の悪化を防ぐことができます。
バレーリュー症候群 Type1
立つと頭痛がするようになります。
33歳女性(バレーリュー症候群)

バレーリュー症候群サーモ(治療前)

バレーリュー症候群サーモ(治療後)
信号で停車中、ノーブレーキの車に衝突されました。レントゲンでは異常がありませんが、手の温度が下がって不安で眠れないようになりました。
首の部分で自律神経(交感神経)が損傷すると、手の温度だけが異常に下がります。精神的に不安になると、不眠、目まい、動悸、息切れが出るようになり、さらに症状が悪化します。比較的、鍼治療が良く効くむち打ちです。
バレーリュー症候群 Type2
立つと頭痛がするようになります。
24歳女性(バレーリュー症候群)

バレーリュー症候群モアレ

バレーリュー症候群サーモ
停車中、徐行状態の車に衝突されて負傷しました。自動車もほとんど傷つかない程度の事故でしたが、一週間後から症状が徐々に悪化しました。
頭痛と、目まい、吐き気が強く、脳のMRIも異常がなかったので、バレーリュー症候群となりました。
サーモグラフィー(治療前)では首から顔の血液循環が悪化しているのが分かります。難治性ですが、比較的、鍼治療が良く効くむち打ちです。
中心性脊髄損傷
ひどい場合は両手がシビレます。
65歳男性(中心性脊髄損傷)

バレーリュー症候群モアレ

バレーリュー症候群サーモ
ヘッドレストのない車に乗車中、衝突されて負傷しました。一か月入院した後に当院へ来院されました。肩甲骨が麻痺により浮いているのが分かります。手の知覚異常と筋肉の衰えを治すのに鍼治療が効果的でした。
脊髄は、急激に振られると中心の繊維を痛めます。脊髄の中心には手の知覚を脳に運ぶ神経線維があるので、手の知覚異常を主体とした症状が出ます。コンタクトスポーツや自動車事故に多いむち打ちです。