どこで治療すればいいの?

ご自分がかかりやすい所がいいです。

通院できる時間や、お薬が使えるか、使えないかで選びます。整形外科は、お薬を出してくれますが、比較的診療時間が短くなっています。整骨院は通院することが基本となるので、比較的長い施術時間です。自律神経の異常がある場合は鍼治療も効果的です。

整形外科で治療をする

むち打ちを治療する保険医療機関です。

レントゲンやMRIを使って首の状態を検査して治療方針を決めます。レントゲンやMRIで異常がない場合は、消炎作用のある痛み止めや、湿布を使って治療をします。お薬の治療と平行して、首の関節をけん引したり、低周波をかけたりして治療をすることもあります。

診察の上、症状の状態や状況を書面にした診断書を書いてもらえます。診断書は、ご自分の苦痛を第三者に分かってもらうのに必要です。もし、むち打ちで改善しない神経症状が残ったときに、後遺症認定の診断書が必要となることがあるので、整形外科には定期的に通い、診察、治療してもらうようにしましょう。

※頸椎は日本では整形外科が診察されますが、海外では脳神経外科の範囲でもあります。 脳脊髄液減少症では、むち打ちで脳神経外科に通院することが必要なケースがあります。 ※レントゲン、MRIで異常のないむち打ちは、診断がつかないので、診断書の作成に消極的な医師もいます。

整骨院で治療する

捻挫や筋損傷を専門に施術する機関です。

触診して首の筋肉や関節の状態を判断して治療方針を決めます。関節を安静に固定したり、動かしたりすることで、体の機能を回復する施術をします。お薬は使いません。首の関節をけん引したり、遠赤外線や低周波をかけたりして施術することもあります。

施術をしたことを書面にした施術証明書を書いてもらえます。施術証明書は、自賠責保険を請求するのに必要です。整形外科に比べて、受付時間が比較的長いので通院がしやすく、薬を使わないでむち打ちを治療するので、お薬を飲むことができない患者様におすすめです。

※整骨院は法律で交通事故の看板広告を出すことが禁止されています。交通事故の看板広告を出している整骨院は、モラルが良くないことや、専門治療に乏しいことが多いので避けるようにしましょう。

鍼灸院で治療する

自律神経を調整、施術する機関です。

脈を診て自律神経の状態を判断して治療方針を決めます。むち打ちは自律神経障害を伴った頸椎捻挫なので、自律神経を整えることで体の機能を回復する施術をします。お薬は使いません。レーザー光線を使ったり、遠赤外線や鍼に直接低周波をかけたりして施術することもあります。

診断書や施術証明書を書くことができません。交通事故で自賠責保険を使って鍼治療を受けるには、医師の同意書が必要です。自律神経の治療をする専門家なので、自律神経障害があるむち打ちにおすすめです。

※自賠責法では鍼灸治療をする場合、医師の同意書が必要とは書かれていませんが、運用上、医師の同意書が必要です。同意書は簡単なものでよく、「鍼治療を認める」と書かれた診断書で良いとのことです。 (国土交通省に確認しました)

当院での交通事故むち打ちの治療

鍼治療を中心に<むち打ちの治療>に取り組んでいます。

交通事故のむち打ちは、自律神経障害を伴った頸椎捻挫です。首のまわりには自律神経が密集しています、鍼治療で自律神経を調整することで、頸椎が自然な状態で治るのを助けます。

西洋医学的な考えは、患者様の主訴のみに焦点をあてて、主訴の改善をするような対症療法をします。 私たちは、西洋医学に片足をおいて、東洋医学を極めようとするプロ集団です。東洋医学では患者様の未病を治療します。将来起こりうる症状まで含めて体を治療して、むち打ちを根本から治るように治療をします。

交通事故のケガや、交通事故のむち打ちの治療で悩まれたらご相談ください。他の医院や整骨院から転院することも、両方に通院することも可能です。加害者側の損保会社とも打ち合わせて、交通事故のケガや交通事故のむち打ちを、早い時期に解決できるように努めています。

当院の<むち打ちの検査>

交通事故の<むち打ち>は、レントゲン検査では異常が出ない場合があるので、レントゲン検査で異常の出ない<むち打ち>には、連携医療機関と相談しながら、CT、MRIを使った検査をします。その上で、当院では、サーモグラフィーやモアレトポグラフィー、エコーを使って、首の筋肉の緊張や炎症を確認しながら治療を進めていきます。

※サーモグラフィーやモアレトポグラフィーは、連携医療機関や一括対応の損保会社との治療の相談に必要です。 費用は損保会社によっては認めないこともあります。

当院の<むち打ち>の費用

当院では、鍼治療を主体に<むち打ち>の治療に取り組んでいます。<むち打ち>は自律神経障害を伴った頸椎の捻挫なので、鍼治療が効果的です。鍼治療なら、<むち打ち>が原因の手のシビレ、頭痛、吐き気、目まい、耳鳴り、不眠まで、すべてに対応できます。

健康保険を使った<むち打ち>の治療では、患者様に保険の窓口負担と鍼の材料費をお願いしています。

健康保険への届け出や、交通事故に関する相談はお受けできません。 鍼の材料費は当院の取り扱う3タイプからお選びいただきます。

労災保険を使った<むち打ち>の治療では、患者様に鍼の材料費をお願いしています。

労災保険の届け出や、交通事故に関する相談はお受けできません。 鍼の材料費は当院の取り扱う3タイプからお選びいただきます。

自賠責保険、任意保険を使った<むち打ち>の治療では、鍼の材料費はサービスとなっています。

サービスで使用する鍼は、ハイグレードタイプ(日本製)となります。差額を負担していただくことでオリジナルタイプも使えます。 通常の整骨院の電気治療をした上に鍼治療をするので、効果的に<むち打ち>の治療をすることができます。 交通事故の患者様の費用は直接加害者側の損保に請求します。 損保の認めない治療費は患者様と相談の上、健康保険を使って治療をします。

交通事故の検査

料金

ビデオ撮影

患者様の歩行姿勢を背中側からビデオ撮影します。 定期的に撮影することで、良くなっている経過を確認できます。

0円

モアレトポグラフィ

背中のゆがみや重心の変化が分かります。 左右を比べることで、筋肉の緊張具合をチェックできます。

1,080円

サーモグラフィ

レントゲンでは分からない、軟骨や筋肉、靭帯の炎症が分かります。 <むち打ち>を治すために治療する場所を確認できます。

2,160円

エコー

筋肉の断裂、緊張具合、負担のかかり具合が分かります。 レントゲンと比べて、被ばくがなく、動きを確認しながら撮影できます。

2,160円

※費用は整形外科提出用の材料費を含みます。